ニューヨークライフバランス研究所は、「より幸せに生きる方法」を科学的に研究しているポジティブ心理学やウェルビーイングの学問を、誰もが毎日の生活に取り入れやすい形で伝えています。これらの活動を通して、幸せな人が増え、幸せな家族が増え、幸せな組織が増え、幸せな国が増え、そして幸せな世界が実現することを目指しています。また、養成講座を通して、「世界中どこにいても幸せで、強みをいかして周りの人を幸せにできる人」を育て、一度しかない人生をかけがえなのないものに感じられることを願って活動しています。

会社概要

法人名 ニューヨークライフバランス研究所
英名:Life Balance Institute of NewYork, Inc
略称:NYLB
創立・設立 創立:2013年
日本拠点設立:2019年9月18日
代表 松村 亜里
事業内容 1 ポジティブ心理学やウェルビーイングを柱とした子育て支援
2 ポジティブ心理学やウェルビーイングを柱とした企業研修
3 教育機関や子どもへのポジティブ教育と各種ツールの開発、販売
4 ポジティブ心理学やウェルビーイングを柱とした、カウンセリング及びコーチング事業
5 1〜4を教えられる人の養成、人材育成事業
6 Eラーニングを利用した、オンラインコースの製作、販売
7 オンラインサロンの運営
8 ポジティブ心理学やウェルビーイングに関する総括的な調査研究、情報収集及び情報提供
9 書籍、ワークブックその他各種出版物の製作、発行及び販売
10 ウェルビーイング向上のためのリトリート事業
11 海外における前各号に関する事業
12 前各号に付帯または関連する一切の事業
沿革 ○2013年:
米国にてニューヨークライフバランス研究所(Life Balance Institute of NewYork)を創立。NYで事業を開始。
○2018年:
「世界に通用する子どもの育て方」オンライン講座を開始。
○2019年2月:
オンラインサロン「Ari’s Academia」を開始。
○2019年3月:
書籍『世界に通用する子どもの育て方』を出版。
○2019年8月:
NYLB認定講師による「世界に通用する子どもの育て方」講座を開始。
○2019年11月:
オンラインサロン「Ari’s Academia for Professionals」を開始。
○2020年2月:
書籍『お母さんの自己肯定感を高める本』を出版。
○2020年3月:
「ポジティブ心理学コンサルタント®️」養成講座を開始。
○2020年3月:
書籍『子どもの自己効力を育む本』を出版。
○2021年2月:
翻訳監修・書籍『強みの育て方』を出版。
○2021年3月:
手帳『ストレングス手帳』を出版。
○2021年10月:
「強みコーチ」養成講座を開始。
○2022年3月:
ワークブック『ストレングスノート』を出版。
○2022年3月:
書籍『誰もが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方』を出版。
主要取引先 一般個人多数
企業・団体:内閣府、WAVE出版

NYLBが大切にしている7つのこと

1.最新の、科学的根拠があり再現性の高い方法を、わかりやすく伝えること

幸せに生きるための研究は2000年以降に始まり、その発展は目を見張るものがあります。ただせっかく良いことが発見されているのに、研究論文は英語で、「わざとわかりにくく書いてあるのでは?」と思うほど難解なものが多く、なかなか実践に結びつきません。

解決方法はすでにあるのに、多くの人が知らないということが沢山あり、研究現場と実践の乖離がおこっています。その乖離を埋めて、良い研究を毎日の生活にすぐに生かせるように伝えていくことを大切にしています。

また、一つの学問や学者だけを師事するのではなく、これまで松村が学んできた、基礎心理学、臨床心理学、公衆衛生学、ポジティブ心理学、栄養学、脳科学、ウェルビーイングなど、様々な分野で幸せに生きるために役立つ知恵を統合して紹介しています。

2.解決志向アプローチで、正しいことよりも役に立つことを伝えること

解決志向アプローチとは、問題の原因を探るのではなく、なりたい未来を描きそのためにできることを考えるアプローチです。また、家族や社会をシステムと捉え、誰か一人を悪者にせず、気づいた人から変わっていこうとするものです。

問題の原因を探ったり、誰が悪いかを考えることは、より幸せな人生にはあまり役に立ちません。正解は一人一人の中にあるものでその人自身が決めることであり、NYLBでは、正しいことより、「それぞれが幸せに生きるために役に立つこと」を伝えることを大切にしています。

また、知る、学ぶ、知識を蓄える、人に教えるということより、実践すること、自分がまずそれを生きる、その気づきや変化を人に伝えていくということを大切にします。講座も知識を蓄えるためのものではなく、行動の変化が起こりやすいようにデザインしています。

3.学びたい人に届くアクセシブルな学び方を提供すること

日本にいないと、東京にいないと学べないということではなく、世界中どこにいても、地方にいても、また、子育て、介護など人生のどんなステージにいても隙間時間でも学べる、ウェビナーやe-learningの機能を駆使して学びたい人たち全員に届けられる仕組みを工夫しています。

交通費や移動時間がかからない、パジャマでも寝かしつけ中でも参加できる様々な学びの場を提供します。

このような学び方が可能になるのなら、新しいものをどんどん試し、変化や失敗を恐れずに活動していきます。ひとり親家庭や災害の被災者には奨学金も用意していますのでお気軽にお問い合わせください。

4.継続的な安心安全なコミュニティを提供すること

長い間カウンセリングやコーチングをしてきて、人が変わるには「わかる」だけでは不十分で、行動が変わり「できる」ようになることが大切です。そうでなければ、学んでも学んでも、知識が増えても辛い状態が変わらない、時間とお金だけを無駄にしたということになりかねません。

「わかる」から「できる」のプロセスに大切なのは、「知識・スキル」と「つながり」の両方です。

「継続講座中は実践できるけど、終わるとできなくなってしまう」という声や、講座終了時に、「講座が終わってしまうのが悲しい」という声を聞き続け、2018年にオンラインサロンを開設しました。

世界中から人が集うので、幸せに一番大切と報告されている「多様なつながり」を気軽に持つことができます。このサロンでは、失敗を歓迎し、挑戦したい人たちを応援します

5.自己決定、自律性を尊重すること

私たちは正しいことを伝えそれを押し付けるのではなく、科学的に裏付けられたより幸せに生きる方法を紹介し、それを知った人たちが使うか使わないか、使う場合は、いつからどのように使うのか、自由に選ぶことを尊重します。

また、Ari’s Academia および Ari’s Academia for Professionalsのオンラインサロンは、いつでも入会でき、いつでも自由に退会できる“事務局への連絡不要のシステム”に徹底的にこだわりました。

長い人生の中で必要なときに、良質の情報と優しくて多様なつながりが持てる場をご活用ください。

6.比較、競争するのではなく、多様性を認め合い、それぞれの強みを生かしてその人なりにコミュニティに貢献できる場を提供すること

特に養成講座を通して、「世界中どこにいても幸せで、自分の強みをいかして目の前の人を幸せにできる人」を育てていきます。

修了生の中には、NYLBの提供する講座を伝えたいと思って教えてくださる方も沢山いらっしゃいますが、人と比べたり競争するのではなく、自分の夢を描き、強みを生かし、それぞれのユニークでかけがえのない人生の中で、その人にとって幸せな方法で、自分を含めた幸せな社会のために活動することを支援します

7.まず自分が幸せになること、自分の幸せに責任を持つこと

幸せは3度の隔たりまで伝播するという研究があります。NYLBでは、それぞれが自分の幸せに責任を持つことを大切にします。

自分を幸せにする行動を選ぶ、これを、ポジティブ心理学者バーバラフレデリクソンは、“ポジティビティプライオリティ”と呼んでいます。

“嫌なことはしない”、“Noという”、“して欲しいことはアサーティブにリクエストする”などして、自己犠牲ではなく、楽しく取り組めることを、楽しくできる量だけ活動することを大切にします。

「ライフバランス研究所」
Life Balance Institute of New York
の意味

ライフバランスという言葉は、ポジティブ心理学の「中庸の科学」からヒントを得てつけられた名前です。

私たちは日頃から、仕事か家庭か、他人か自分か、ポジティブな感情かネガティブな感情か、働くのか休むのか、どちらかを選場なければいけないと思いがちです。また、“いつもポジティブで過ごすことが良い”という考え方も、バランスを欠く白黒思考です。

人生は、仕事も家族もどちらも大切、他人も自分もどちらも大切、ポジティブな感情もネガティな感情もどちらも大切、働くことも休むこともどちらも大切なのです。これらを行き来して、バランスをとりながら、自分の人生の舵を取りながら、より良い人生を創り出して欲しいという気持ちを込めました。

また、英語で言う「インステイチュート」には、“大切なアイデアにコミットして、それを教育し広げ社会をより良いものにしていくための組織”という意味があり、この言葉を使いたいと思いました。(アメリカでは会社名にInstituteを使うには審査があり、その審査をパスできた時はホッとしました)

 

このような二つの間を行き来する、人生をダンスのようにバランスをとりながら楽しむことを、インフィニティマークにイメージし、それを LとBで表したものが研究所のロゴです。バランスをとりながら、自分の人生の舵を取り自由に羽ばたいていく羽のイメージも込めました。