日付:2021年2月21日

会場:オンライン

主催:ニューヨークライフバランス研究所

申込人数:763名(出版記念イベント開催時点)

 

 

松村亜里 マツダヒロミさん 小田桐あさぎさん

 

 

2021年2月5日に出版された、

ニューヨークライフバランス研究所代表松村亜里監修による

『強みの育て方』出版記念イベントが

豪華ゲストお二人をお呼びし、開催されました。

 

 

 

 

『強みの育て方』の翻訳出版は、

2019年オーストラリアのメルボルンでの国際ポジティブ心理学会で、

VIA研究所のライアン・ニーミック博士と

監修者松村亜里との出会いから始まりました。

 

 

「日本のような弱さを見る文化のある国では、VIAがとても役に立つ」

という話をしたところ、

本の翻訳を勧められたことがきっかけでした。

 

世界では1,300万人以上が受診していますが、

まだ日本で広まっていないのは、

日本語に翻訳された本がないからという理由もありました。

 

 

翻訳料のクラウドファンディングでは、

300名近くの方が支援してくださり、

目標金額が一日半で集まりました。

 

 

有志によるプロモーションチーム、

お知り合いへの拡散などのご協力と

素晴らしいゲストの方々のご賛同を得て、

今回の出版記念イベント開催の運びとなりました!

 

 

 

イベントは、

  • 松村亜里の強みのミニ講義
  • ゲストへの強みストーリー発掘
  • Q&Aコーナー

の3部構成で行われました。

 

 

 

 

 

松村亜里:ミニ講義「強みの育て方」

 

WHAT、WHY、HOWに分けて講義がなされました。

この開催報告では、主にWHATの一部ご紹介します!

 

 

 

WHAT:『強みの育て方』はどんな本?

 

性格の強みVIA(ヴィア)は、

英語ではvalue in actionと言い、

あなたの価値観が行動に現れます。

 

強みは、主に6種類あるとされており、

doing(行動)とbeing(もともとある)の強みがあると言われていて、

性格の強みの部分がVIAになります。

 

VIAは、幸せな人を研究する

ポジティブ心理学から生まれたものです。

 

 

1998年、学習性無気力などの研究で有名なマーティン・セリグマン博士が、

今まではウツの研究していたが、患者が治っても幸せにならないということに気づき、

幸せになる方法を科学的に研究している分野がなかったということで

世界で初めて、とても幸せな人たちを調べて、共通点を見つけ出しました。

その共通点の一つが、「強みを知って使っている」でした。

 

 

 

以前の心理学は、治すや予防が主流でしたが、

今はウェルビーイング研究とも言われているように、

心理的にも社会的にも身体的にも健やかな状態が健康という定義で、

より良い状態、幸せな状態を目指してアプローチがなされています。

 

 

強みとは、「ないものよりあるものを見ること」です。

 

足りない部分を埋めるのは、

ギャップアプローチと言われていて、

日本の教育のやり方でも多いです。

 

 

強みに注目するのは、

ポジティブアプローチ言われ、

理想の方向に伸ばしていく方法です。

 

 

この24の性格の強みは、

高い強みと低い強みとに分かれますが、

下の方にあってもその人の強みではあることには変わりありません。

 

 

精神科の病気に関する辞典は既にありましたが、

今度は「性格の強みの辞典」も作ろうということになり、

55名の科学者が立ち上がり、

世界中どの文化でも大切にされている性格の強みを何百個から抜き出したのが、

24の性格の強みです。

 

 

 

 

 

この他にもストレングスファインダーとの違いも言及され、

職場でできることなどの紹介もありました。

 

 

強みのトレードオフの図も大好評で、

これを機にストレングス手帳を購入したいというコメントも見られました。

 

 

WHY:なぜ強みを使うと幸せになるのか

は、

1. ウェルビーイング全体を高める

2. 最小限の力で最高の自分に

3. より理想の未来を受け取れる

 

に分けて説明され、

 

 

HOW:どうやったら育てられる

では、

今回の書籍『強みの育て方』には書かれていない

別の場で発表されたことも掛け合わせて紹介がなされました。

 

 

このHOWの一部分は、

強みを生かして活躍されているゲストお二人をお招きし

ライブ中にお二人の強みを大公開しつつ

性格の強みについて一緒に探求しながら、

自分らしくラクに生きていくコツについて掘り下げてみました。

 

 

 

 

 

 

特別ゲストインタビュー:小田桐あさぎさん

 

松村亜里のミニ講義にいたく感銘を受けてくださり、

たくさんメモも取られ、

ストレングス手帳も思わずお申し込みされたという

魅力ラボ主宰の小田桐あさぎさん。

 

 

 

自身のトップ5の強みを見たときに

「意外だった」が第一印象だったそうです。

ただ、思い返せば、チームを持った時に、

いつも周囲と一体感ができていたと気づいたそうです。

 

 

自分にはそんな器はないと罪悪感を覚えていたこともあったそうですが、

今回の診断を受けて再認識できたことに感動し、

今後は自覚して使っていこうと思われたそうです。

 

 

人生がうまく行き出したのは、

自分の強みを使っていこうと気づいてからで、

以前は下方にある強みを一生懸命伸ばそうとしていたそうです。

 

 

自己主張したり、

先陣を切ってリーダーシップを取ること遠慮したり

自分の強みを抑えて苦しい時代もあったそうです。

 

 

下の方ばかりを高めようとしていたら

今の小田桐あさぎさんはいませんね。

 

まさに唯一無二。

ご自身の強みを活かして開花されているお話が聞けました。

 

 

 

特別ゲストインタビュー:マツダミヒロさん

 

つづいて、自分にどんな問いを投げると

自分が最も望む人生を送れのるかという研究をしながら

自分や周りに質問を投げ続ける活動をしている、

質問家のマツダミヒロさんの登場です。

 

 

自分では意識していない強みがトップ5に出てきて、

ビックリしたそうです。

 

 

その中で一番しっくりきた強みは「大局観」で、

例えば、新しい講座を作り出す際に

ただやりたいからやってみようと講座のみを考えるのではなく、

自分の活動の全体のどういう位置づけで

世の中にどう役に立つか、と

高い視点から考えているそうです。

 

 

人生でうまくいかなかった時は、

感謝することをせず

足りないものばかりに目が行っていたそうですが、

そこに「あるもの」に視点を移すことができた時に

感謝が出てきて、その強みを使うことで、

お仕事増えてきたそうです。

 

 

強みだと感じることしかしなくていいと思っていて、

ご自身のチームでは、苦手なことはしないと決めているそうです。

 

 

 

自分が強みを発揮できないものに関しては、

誰かがそれを待っていて、

それを強みとしている人がいるので、

みんなで支え合ってやっていけたらいいというお考えで、

 

 

強みだけやっていればスムーズになるし、

  • やりたくないことはやらない
  • 誰かに任せる

というスタンスでいれば、

皆が自分らしく生きていけると思うというお話でした。

 

 

まさに

強みを体現するお姿を垣間見させていただきました!

 

 

 

 

Q&Aコーナー

 

Q.  パートナーシップにどう強みを生かしていますか?

小田桐あさぎさん:

トップ5の強みを全部活かしています。

家族に遠慮しないのが私のポイントです。

 

マツダミヒロさん:

トップ5のうち、例えば感謝を切り口にすると、

すべてにおいて、当たり前と思わずに

ありがたい気持ちを表現しています。

 

 

 

 

Q.  自分を責める時はありませんか? そんな時どうしていますか?

マツダミヒロさん:

落ち込むことはありますが、責めることはあまりないです。

落ち込んだ時は、周りからなぐさめてもらいます。

そういう相手がいるといいなと思います。

 

小田桐あさぎさん:

落ち込んでいることを周りに堂々と発表し、

なぐさめてもらうようにしています。

「私の良さを教えて!」などとリクエストしています。

 

 

 

 

Q. 例えば大企業などで

「そうは言ってもみんなの強みだけ活かして仕事はできんだろ」

といった意見が出る時、良いアイデアはありますでしょうか?

 

小田桐あさぎさん:

強みを活かす概念を根気よく伝えることはすると思います。

私としては、

みんながどれも苦手ということはないと思っています。

 

また、弱みを見せることから始めて、

できないことは「できないと」言えることも大事です。

 

 

 

 

 

Q. 学校教育では、

「苦手を克服しましょう」がやはり中心です。

そこがどう変わっていけば良いでしょうか?

 

マツダミヒロさん:

どんな答えを発言してもいいという、

安心できる環境を準備することがまずは大事だと思います。

 

学校でも家庭でも、強みの違いを認めることを

少しでもやっていけたらいいのかなと思います。

 

 

 

 

 

ゲストの小田桐あさぎさん、マツダミヒロさん、

参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

録画視聴は1週間以内で、

本を購入された方は今からでもお申し込みいただけます。

 

松村亜里 マツダヒロミさん 小田桐あさぎさん

 

 

 

 

 

 

 

イベント中に出てきた、ストレングス手帳のお申し込みサイトはコチラ

>>>ストレングス手帳

 

 

 

 

 

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