松村亜里「心配だけで何もしないのが 一番よくない、 できることから行動に移そう  」

 

日本のコロナの状況が気が気でなく、あまり何も手につきませんでした。

1〜2月は、本を2冊書き上げ、日本滞在もしましたし、きっと私も疲れているんだと思いますが、本当にやらなければいけないことに集中できない毎日です。

 

2011年当時、単身アメリカにいた夫が春休みで、日本に戻っていた時に経験した3.11の東日本大震災の後、夫と一緒に家族で2週間くらいアメリカに戻っていた時もこんな気持ちでした。

 

 

何かしたい、でも何をしたらいいのか。

 

 

そう思っていたところ、政府の要請で日本の学校が一斉に休みになるというニュースが飛び込んできました。

お仕事をお休みできない親はどうされているんだろうとか、家で子どもたちとずっと一緒で煮詰まらないだろうかとか、いろいろ考えてしまいますね。

 

それで、まずは小さいことから。

 

ストレスレッスンについては、メールマガジンでも何回かに分けて書いていこうと思います。

 

ストレスのことは、オンラインサロンAri’s Academiaの3月の公開講義でしっかり話したいと思いますが、まずはできることからということで、少しずつでも掲載していきますね。

 

シェア大歓迎です。

さて、レッスン1です。

 

ストレスが高いときに、一番悪いことってなんだと思いますか?

 

 

 

それは、私のここ数日の状態です。

 

そう、

 

恐いけど、心配だけど、ストレスだけど
「何もしないこと」

 

なんです。

 

この状態が一番
心と体に悪いんです。

 

恐怖だけ感じている状態
ということです。

 

だから、私も、なんでもいいから
まずは初めてみました。
このレッスンもそうです。

 

 

ストレスには、悪いストレスと
いいストレスがあると言われていて、

よく私が参加する学会などで
使われるのがこの写真です。

 

この写真の恐怖で逃げている方は、
体に悪い影響を与えるストレスです。

 

コーチゾールといわれる、
一瞬は生存に役立つこともあるけど、
長期になると体が疲弊し免疫力を落として体を弱らせる
ホルモンが出ます。

 

逆に、この機会に、

しっかり立ち向かい挑戦する

怖いけど、動き出す勇気を持つ

目の前の予防する行動や免疫力を高める行動を着実にする

といったことをすることは、

ピンチをチャンスにできる良いストレスとなります。

 

先々に起こるかもしれないことは
起こった時に心配するとして
「今、ここ」でできることをまずやる。

このピンチを
衛生について考えたり
人と助け合って絆を強くするような
チャンスと捉えることです。

 

1998年にアメリカで3万人を追跡して
8年後の死亡率を調べた有名な調査でも、

 

「ストレスが高い」と答えた人は
43%死亡率が高かったのですが、

 

何と、これは、
「ストレスが悪いと思っていた」人
だけだったんですね。

 

「ストレスが体に悪くない」と
思っていた人は
「ストレスが高く」ても
死亡率が高まらなかったばかりか
ストレスのない人よりも低かったんです。

 

私たちがこの状況をどう捉えるかで
体の反応が変わります。

 

怖い、と思うと、
コーチゾールやアドレナリン
が出ますが、

 

(体は交換神経が優位で緊張し、
血管が収縮します)

 

挑戦や成長の機会、と捉えると
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
というホルモンがコーチゾールより
多く出るということがわかっています。

 

(体は交感神経が優位で緊張するけど、
血管は収縮しないで拡張したまま、
最高のパフォーマンスができる状態)

 

この、コーチゾールに対するDHEAの割合を
「成長指数」と呼ぶほど、
DHEAが出るときは、体は学びや成長が
促進されると言われています。

 

DHEAは、多くの役割がありますが、特に
免疫力を高め、炎症を抑えたり腫瘍を予防し
ストレスを緩和し、意欲を向上させる作用があります。

 

これが、

「コロナは怖い! 逃げろ! 大変なことになる!」

 

という思考から、意識的に

 

「何かできることがある、
この機会にリモートワークを検討しよう、
人とのつながりを強める機会にしよう、
免疫力をアップする、あれと、これをやってみよう」

 

などと、「考え方」を変えるだけで
ホルモンが出るのですから、
まずは試しにやってみませんか?

 

免疫力がアップでできることはたくさんあります。
9割エビデンスがあるもので、

・手洗い、うがい、加湿洗浄機

・栄養 Whole Food(加工されていない食品)を食べること
マヌカハニー、紅茶など(砂糖は免疫下げるそうです)

・休息と質の高い睡眠

・運動(特に上下運動は免疫力アップ)

・人と繋がること

・ポジティブな感情を持つこと(笑うとか)

などなどです。

次回以降のメールマガジン等で
もう少し詳しく書いてご紹介していきますね。
メールマガジンはいつもより頻度を多くして配信します。

 

 

オンラインサロンの方向けだけでなく、
他の皆さんにも役立つこと何かできないかと思い、
まだ準備段階ですが、
とにかく、何かやってみるということで

オンラインで2つのイベントを緊急開催します!

 

イベントのご案内はメールマガジンでも行いますので、ご登録をおすすめします。
>>>幸せが増える松村亜里メールマガジン

 

講演、執筆依頼等は下記にお願いいたします。
>>>お問い合わせ

 

松村亜里

(医学博士/臨床心理士/認定応用ポジティブ心理学プラクティショナー)

母子家庭で育ち、中卒で大検を取り、朝晩働いて貯金をして単身渡米。英語学校卒業後、NY市立大学に入学。首席で卒業後、コロンビア大学院修士過程(臨床心理学)、秋田大学大学院医学研究科博士課程(公衆衛生学)修了。NY市立大学、国際教養大学でカウンセリングと心理学講義を10年以上担当し、2013年からNYで始めた異文化子育て心理学講座が好評で州各地に拡大。NYライフバランス研究所を設立してポジティブ心理学を広めている。

2017年に日本で一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミーを設立。2019年9月からは、日本の協会の代表理事を辞任し、世界中に住む日本人を対象に隙間時間に自宅から学べる、オンラインの講座やラーニングコミュニティ(Ari’s Academia)に力を入れている。自分の人生の舵を取り、幸せな人生を創造できる人を増やすために、最新のエビデンスを毎日の生活にとり入れやすい形で提供。

2018年に開講した「世界に通用する子どもの育て方」オンライン講座が好評で、書籍化。それをベースにした「世界に通用する子どもの育て方」ベーシック、及び、アドバンス講座が認定講師により好評開講中。この内容を、企業や教育機関などの組織に応用したいというニーズに応え、実践者と研究者のためのラーニングコミュニティAri’s Academia for Professionalsも始動。企業研修等の場で用いるためのポジティブ心理学コンサルタント養成講座は現在受講生募集中。

書籍『世界に通用する子どもの育て方』『お母さんの自己肯定感を高める本』『子どもの自己効力感を育む本』(2020年3月発売)