松村亜里「ポジティブ心理学の視点からの、コロナショックにおけるオンラインミニイベント開催のポイント」
松村亜里のオンラインサロンAri’s Academiaでは、先週一週間、朝の会が1日2回、開催されました。
(回数は、日本だけでなく、世界中に居住している会員が多いための配慮です)
この朝の会が大変好評で、会員が自主的に開催していきたいという気運が高まっています。
そこで、松村亜里が、ポジティブ心理学の視点からのポイントについて解説を行いましたので、ご紹介します。
もちろん、難しいことは考えず、まずはオンライン飲み会やオンラインお茶会でも何でもいいと思います。
ただ、今この未曾有の時期、そしていつまで続くかわからないという不安な時期に、ポイントをおさえておきますと繋がりが強くなりより希望が持てるかもしれないと思いますので、参考になれば幸いです。
(1)定期的であること
今は家にいる時間が長く、予定が少ない人が多いですね。
人は定期的に何かがあるとシャキッとします。
毎日何時や、毎週何曜日の何時など、マーカーとなるイベントがあるだけでも張り合いが出ます。
一回きりのイベントよりも、定期的な方が今の時期には役立つと松村は考えています。
(2)期間を区切る
始まりと終わりを設け、ミニイベントを永遠に続けるのではなく、区切るということも大切です。
1週間や、1か月などです。
今回は、月曜日から金曜日の5日間や、4月いっぱい、5月6日(木)まで、などが目安となりますね。
それが終わってまだコロナが収束していなかったら、その時に次を考えるといいと思います。
(3)主催者も参加者も負担にならないこと
誰も自己犠牲を払わないことも大事です。
やりたい人がする形で負担がないものですね。
特にホストが楽しめることが大切です。
もちろん、1時間半のオンライン飲み会などもホストが楽しかったらいいですよね!
15分などのミニイベントのいいところは、誰もが気軽なところです。
(4)「What’s good?」から始める
昨日または今日あった、もしくは、先週あった「ちょっといいこと」から始めると、思考が拡張します。
不安が高いと、ネガティビティバイアスと言って、人間は悪いところを見てしまいます。
3名など少人数でやったり、グループ分けができる場合は、ちょっと良かったことだけでなく、「あなたが何をしたからそれが起こったか」まで質問すると、自己効力感がアップします。
(5)行動宣言する
最後に、今日または翌日や来週にする小さな行動を一つ宣言してもらいます。
「アカウンタビリティ」といい、行動をおこしやすくなります。
ポイントは、「小さくでできそうなこと」を宣言することです。
できたかどうかが分かりやすいものにすると、自己効力感も高まります。
(6)ありのままで
ネガティブな気持ちを大切にしてください。
相手のネガティブな気持ちに共感するだけで、アドバイスしたり解決したりしようとしなくて大丈夫です。
(7)未来に向けた質問
「何が正しいだろう?」と外に答えを探してしまう傾向を、自分の中に戻す効果があります。
コロナが終わったらどうなっていたいとかどんな自分になっていたいとか、未来に向けた質問も役に立つと思います。
いかがでしたか?
オンラインでミニイベントを開催したい方へ、少しでも参考になればと思います。
今は、助け合い、つながり合うことが本当に大切な時期だと思います。
色々書きましたが、深く考えずただのお茶会からでも本当に大丈夫!
何より一番大切なのは自分が楽しむこと、ですね。
皆さんの身近な方で、今、一人だったり、家族だけとしか関わっていない方がいらしたら、ぜひ声をかけて、SNSなどでまずはつながって、オンラインツールのリンクを送ってあげて、「ちょっと話してみようー」って声をかけてあげてくださいねー。
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