日付:2024年11月23日
会場:【岩手県】盛岡八幡宮、オンライン(Zoom)
主催:株式会社盛岡書房
参加人数:72名(オンライン参加者含む)

イベントリンクhttp://morishokodomomirai.peatix.com

 

 

本がつなぐ・子どもの未来を拓くシンポジウム2024

 

~共に育み・世界に羽ばたく力を引き出すために~

2024年11月23日、岩手県盛岡八幡宮にて「本がつなぐ・子どもの未来を拓くシンポジウム2024」が開催されました。本イベントは、オンライン参加者を含む72名の方々が参加し、子どもの未来を育むための新たなつながりを築く場として、多くの学びと交流が生まれました。

シンポジウムのテーマは「子ども達の未来のために、今、何が出来るのか。今から何をするのか。」です。

子育てを支えるのは家庭だけではなく、地域にもその一端が担われています。地域から生まれたコミュニティ。そして、地域から日本全体、更には世界全体へとコミュニティの輪を広げ、子どもを大切に育てる社会を目指すことを目的に開催されました。

以前も盛岡で講演会が企画されたことがありましたが、コロナ禍の影響によってオンラインでの開催となってしまいました。

今回、こうして盛岡の地でたくさんの方に直背tお会い出来たことを嬉しく思います。

 

シンポジウム全体のタイムスケジュールは次の通りです。

1.開会挨拶

2.基調講演

 医学博士/ポジティブ心理学者/臨床心理士 松村亜里

 テーマ:「世界に通用する子どもの育て方」

3.ゲストスピーカー3名による活動発表

4.トークセッション

 テーマ:「子ども達の未来のために」

(松村は基調講演とトークセッションに登壇しました。)

 

 

基調講演:「世界に通用する子どもの育て方」

 

基調講演では、松村亜里の著書『世界に通用する子どもの育て方』の内容に触れながら、

ポジティブ心理学を活用した子育てのアプローチについて講演しました。

幸福度を高める方法や、子ども自身の自己効力感の高め方、そして関係性や自律性を育む具体的な方法について紹介され、講演中も参加者から多くのうなずきが見られました。

さらに、講演を聞くだけではなく、参加者が主体的に体験できるワークも行われました。メンバーを変えながらワークを実践し、オンライン参加者もブレイクアウトルームを活用してワークを実践しました。リアルでもオンラインでも、ポジティブ心理学のエッセンスを実際に体感する機会となりました。

参加者は初対面にも関わらず意見交流を活発に行うだけでなく、

笑顔が自然とこぼれるようなあたたかい時間を過ごされていました。

 

トークセッション:「子ども達の未来のために」

シンポジウムの締めくくりとなるトークセッションでは、「子ども達の未来のために」をテーマにお話をしました。

「”私が”何をするのか」という発表を登壇者に話していただき、

参加者も3人グループに分かれ、「”私たち”が何をするのか」というテーマで話し合いました。

最後に松村からは「子どもの幸せのために大人が思いっきり幸せになること。」の大切さを強調。「未来は大人が見せていくもの」というメッセージが、参加者一人一人の心に深く響きました。