日付:2024年11月24日
会場:【大阪府】枚方 蔦屋書店
主催:枚方 蔦屋書店
参加人数:会場50名+オンライン50名(好評につきアーカイブ販売)
大阪の枚方 蔦屋書店にて松村亜里の子育てをテーマにした講演会が開催されました。
大きな窓からたっぷりと自然光が差し込み、沢山の本に囲まれた素敵な空間。
講演会ではまず、松村の辛い子育ての記憶も含めた自己紹介からはじまり、ポジティブ心理学との出会いやその後の変化が紹介されました。
続いて、松村の著書『世界に通用する子どもの育て方』の内容を中心に「子どもが自分で決められて、積極的で幸せになれる3つの方法」について紹介されました。
具体的には、土台となる良い関係性、「やってみよう」と思う気持ち(自己効力感)、自分で決める力(自律性)について。研究結果に基づいたそれぞれの高め方や、松村自身の貴重な経験が披露されました。また4つのワークを実践。どれもすぐにできるものばかりです。
そして最後は「幸せになる意義」で締めくくられました。
幸せは三度の隔たりを越えて伝染するという研究結果をもとに、子どもの幸せを願うなら、まず親が幸せになることの大切さが語られました。
階上まで吹き抜けで解放感抜群の会場でしたが、参加者の熱気が溢れていました。
松村の講演はポジティブ心理学のエビデンスに基づき構成され、参加するだけで幸福度を上昇させるだけでなく、その場の心理的安全性を高めます。
今回は初めにポジティブ心理学の実践として、参加者同士で「最近良かったことを話すワーク」が取り入れられました。松村のユーモアも相まって、初対面だった参加者たちの間から緊張感が消え、会場が一気に和らいだのが印象的でした。
実際、書店スタッフから「会場中の幸せが高まっていた。とても良かった。」という感想があり、まさに幸せが伝染した講演会だと感じました。
最後は質問が相次ぎ、ポジティブ心理学への関心の高まりがうかがえました。また参加者の多くが何種類もの書籍を購入し、「自分で幸せを創る人」が増えていくことに感動しました。
今回の講演会は一人の受講生の熱意と行動力から始まりました。
彼女の想いに賛同した有志の学び仲間が、講演会中の場づくりにも貢献していたと言えます。
松村の考える「世界に通用する子ども」とは、「世界中どこにいても、自分の強みを使って、目の前の人の幸せに貢献する人」をさします。
まさに、この講演会は松村はじめ「世界に通用する大人」の力によって開催されました。
枚方から、ただ子どもの幸せを願うだけでなく、自ら幸せになり笑顔で子育てができる親が増えた事。そして、その子供たちから「幸せの創り方」が波及するであろう未来に希望を感じた一日でした。