日付:2020年1月11日
会場:株式会社ぎょうせい
主催:ニューヨークライフバランス研究所
参加人数:55名

 

記念すべき第1回目となる「ポジティブ心理学実践研究会」が開催されました。
これは、
「ポジティブ心理学」を組織や教育現場、医療や対人支援の場に導入して、組織や個人のウェルビーイングを高めるための実践方法を研究する
「ポジティブ心理学」の実践者を増やし、組織や個人のウェルビーイングを高めることを通じて、日本社会の幸福度の向上に貢献する
ことを目的として実施されたものです。

 

 

 

松村亜里/基調講演「ポジティブ心理学を組織に導入するメリット」

まず、代表の松村亜里より「ポジティブ心理学を組織に導入するメリット」と題し、基調講演が行われました。
ポジティブ心理学とは何かから始まり、NYLBのアプローチ方法の説明がありました。
ポジティブ心理学介入の研究紹介では、ウェルビーイングな社員と経費やさまざま介入方法を膨大なデータを駆使して講演がなされ、ポジティブ心理学に馴染みのある参加者にとっても、ほぼ初めて学ぶ参加者にとっても導入に向けたポイントを示唆する内容が盛り込まれました。

 

 

 

ポジティブ心理学実践の事例紹介

 

つづいて、各フィールドでポジティブ心理学を実際に活用されている方々の事例発表が行われました。

ウェルビーイング経営やSDGsなどのサービスメニューを提供している株式会社フォレストハーモニー代表の猿谷清吾さんは、企業にポジティブ心理学を活用した結果、新たなプロジェクトが発足し売り上げが向上した事例などを紹介されました。

IT企業で人事部長をしている新居範子さんは、社員研修では仕事に必要な技術を学ぶだけでなく、社会人としての意義についても学ぶ機会を提供することによって、離職率の低下に貢献した事例などを発表しました。

フリーランス看護師の江口智子さんは、全国の医療福祉施設や看護学校等で述べ6,000人以上に伝道した内容を発表。強み発掘面接や入院中に誕生日を迎える患者さんにサプライズお祝いなどの事例を紹介し、職員が自律的に楽しんで行ったり様子や職員同士、職員と患者さんの家族の関係性が良くなった結果を報告されました。

北海道で中学校教諭をされている清水明子さんは、面談だけでなく日常から強みの発見に取り組み、愛のタンク理論やしなやかマインドセット等のスキルの伝達し、生徒が夢のシェアを行う機会を設けるなどつながりの強化も行なった事例を紹介されました。また生徒だけでなく保護者へも働きかけ、多面的なアプローチで関係性を良くする取り組みをされています。

フランス在住でオンラインでカウンセリングを行う臨床心理士の藤田琴子さんは、対人支援の場面でどのようにセルフコンパッションを用いているかの事例を紹介。会場で実際に自分をいたわるマインドフルネスの体験のワークも行い、参加者もポジティブ心理学の効果の即効性を実感できる機会となりました。

 

分科会

分科会では医療や教育など、それぞれが活躍している各分野に分かれ、シェアがなされました。
教育グループでは、クラフト教室で強みに注目した事例や、PTAで3つの感謝に取り組んだ事例が紹介されました。
働き方改革グループでは、休暇の増加について議論がなされていることが多いが、休みたいということばかりにフォーカスされていることが、休みが待ち遠しい仕事が本当に良いことなのかという話し合いがなされました。
医療グループでは、どのように広めていくかという話がなされ、まずは身近な人に最近よかったことや共感を試してみることも大事ではないかという意見が出されました。
研究・育成グループでは、現場では事例に飢えているとの声が上がり、人々に体感してもらえる働きかけ方について話し合いがなされました。
対人支援グループからは、今回参加しすることによって実践したい意欲がさらに沸き起こったので、すべてできなくても、プロセスフォーカスなどできることから始めたいという意見が出されました。

 

 

強みやつながりのアクティビティも盛り込まれ、参加者の笑顔に包まれて終了の時間を迎えました。
今後の皆さんの活動、ご活躍が楽しみです!

 

 

感想も寄せられています。

「数年前からポジティブ心理学を学び続けていますが、今回のように各分野別に事例を発表していただける会は今までほとんどなかったように思います。画期的なこのような会の開催に感謝しています。」

「外で受付のお手伝いをしていた私に、『手袋を貸すよ』『交代するよ』『何か手伝えることはないですか』とお声かけいただきました。とても幸せな人が集まっている会でした。」

 

 

 

交流会

 

実践研究会後の交流会には、研究会参加者55名のうち40名が参加。
懇親だけにとどまらず、ACR、フロー体験、人生の喜びを深く味わう(セイバリング)のワークも行われました。
ポジティブ心理学に初めて触れたという参加者も、机上でこれがいいと言われただけでなく、ワークで試してみてその効果を実感したとの感想を話していただきました。

ワークの盛り上がりの感想もたくさんいただいていますので、一部をご紹介いたします。

「研究で科学的に証明され、エビデンスがあることを自分でもまず試してみると、やりながら足りなかったピースがはまる感じがし、オキシトシンが出て幸福度が高まっているのを体感し実際に元気になりました。やればやるほど幸せになるのですね。」

 

ご参加いただいた方々、ありがとうございました!
ウェルビーイングの輪がますます広がることを願っています。

 

 

 

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